近来まれに見る大しくじりの巻！

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2024/04/24 22:49

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近来まれに見る大しくじりの巻！

９/11日曜日。この日は夜しか予定が入ってなかったので15時からの宝塚大劇場星組公演のチケットを取った。ほんまは前日行くつもりやったが、仕事が入って友人に行ってもらったところ「絶対見ときや、めっちゃええで〜なごみちゃんと号泣したわ」ていうから、そら見とかんならん、と思って。
14時ちょうどの阪急宝塚線急行に乗る。これやと33分に着いてゆっくり10分かけて歩いても開演15分前には到着、余裕ヤナ、と。十三過ぎて５分ほどで電話が鳴った。桂雀喜くんからだった。「もしもーし」「あやめ姉さん、吹田さんくす寄席次の次出番ですけど」「えっ？」「今、前に慶治朗くん出てまして、僕出て次お姉さんです」「ああ！」スケジュール帳を見ると確かに書いてる。しかし、前に入ってた予定を鉛筆で消して欄の下に書いてたので、空いてると思い込んでたのだ。

「ごめん、勘違いしてて今全然違うとこに向かってんねんけど…」「どないしはります？」「行きまーす！」見たら数分前に三味線の英華姉さんもLINEをくれていた。「全力で向かいます！」と返す。
電話くれたのが豊中の手前で幸い、ここからタクシー乗ったら２〜３０分で行ける。すぐタクシーに飛び乗った…けど着物ないやん！待てよ、吹田サンクスの専門店街って呉服屋あったなぁ。検索すると「たんす屋」というリサイクル着物の店があった。2:40分ぐらいに到着、「たんす屋」に飛び込む。紫のちりめんの無地の着物を見つける。「すみません、これ下さい！」「着てみられます？」「いいえ！で、この半幅帯も下さい」「このお着物にはちょっとカジュアルすぎますけど…」「ええんです！あと、この二部式じゅばんと24.5の足袋と腰紐も！全部ザバっと袋に入れて下さい」５分で買い物して会場へ。前の雀喜くんがまだ上がってた。トリの千朝兄さんが次に出るべく着替えてくれてたが「着物着られたら出ますので！」とダッシュで着替え。出ばやしが鳴った時には帯を結んでた。千朝兄さんの出ばやしから私の菖蒲浴衣に乗り替わって、何とか規定の出番に出る。お客さんも雀喜くんから事情を聴いてて出ただけで爆笑。間に合ったことに達成感。「仮装忘年会」を出してたが、これは言われて急にできるほどこなれてないので最近気に入ってやってる宝塚ネタ「男装エレジー」を。終わって「申し訳ないけどそういうわけで、後半のショーだけ見に行くわ！」と飛び出し。タクシー代と着物代がこの日のギャラとピッタリ一致していた！（笑）ほんま、皆さんお騒がせしました〜

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